【魚食中毒】食物アレルギーと似た症状

おはようございます!

 

 

 

管理栄養士 金子あきこです。

 

 

 

今日は知っておいてほしい
豆知識です。

 

 

・・

先日ママ友から、
近所のお宅で救急車が数台来る騒ぎがあって~。

夕食に鯖の塩焼きを食べて、
家族4人中3人が救急搬送されたそうな…

 

 

 

 

まずはお父さんの体が赤くなり始めたけど、
お酒を飲んでいたので、
そのままスルー。

1時間してお母さんと次男も肌が
赤くなりボツボツが出始めた。
その頃にはお父さん、嘔吐もあり…
鯖アレルギーでもないのに、
アレルギーと似た症状は
食中毒なんです。

 

幸い命に別状もなく、
お父さんは2.3日入院したそうですが、
今は皆さん回復されているとのこと。

 

・・

 

 

この食中毒の原因は
ヒスタミンという化学物質によるもの。

 

ヒスタミンは魚肉などに含まれる
アミノ酸の一種であるヒスチジンが
ヒスタミン生産菌の酵素が作用し、
ヒスタミンに変換されることにより生成されます。

 

ヒスチジンを多く含む魚からの発症が主で、
カジキやマグロ、ぶり、サバ、さんまなどの
赤身の魚が原因になります。

症状としては皮膚が赤くなったり、
じんましん、頭痛、嘔吐、呼吸困難など…

 

ヒスタミンは常温放置や、
不適切な温度管理などにより
増殖します。

 

しかも一度増えてしまったヒスタミンは、
どんなに加熱しても
減ることはありません。

 

 

 

-家庭でできる予防対策-
・購入してきた魚は速やかに冷蔵庫又は冷凍庫にて保管する。
・冷凍を解凍する際は常温ではなく冷蔵庫にて行う。

 

 

 

家庭の食卓に届くまで、
漁師さんや市場、小売店など、
色々な場所を通過して家庭にやってきます。
ヒスタミンが増えた状態で
家庭に来るかもしれません。
(この状態ではどうすることもできません…)

 

ヒスタミンが増えていたとしても、
見た目やにおいは変わらないため、
見分けるのは困難です。
ただ、
食べたときに舌が
「ピリピリ」っとします。
香辛料など使っていないのに、
「ピリピリ」っと感じたら、
ヒスタミンが増殖している可能性があるため、
食べるのをやめてくださいね。

 

 

-参考文献-
・厚生労働省「ヒスタミン食中毒」

・東京都福祉保健局「食品衛生の窓」

 

 

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